北朝鮮地上軍の行進隊形

 一般に、北朝鮮地上軍は、夜間又は視界制限時に移動することを計画する。部隊が昼間に移動するとき、偽装、対空及び対戦車防御のような特殊対抗措置が強調される。

 行進隊形の構成要素は、前方配備された偵察部隊、前衛、警戒部隊、主力、及び後衛を含む。北朝鮮地上軍連隊に対して、主力の前方警戒は、主力前方5〜10kmに位置する増強中隊である。連隊の側方警戒は、各翼へ2〜3kmで運用される各1個増強小隊である。主力は、行進隊形の戦闘力の3分の2から成る。その任務は、機動及び前衛により対処できないCFC部隊を撃破することにある。連隊の後衛は、通常、主力後方2〜3kmに後続する1個小隊から成る。退却時、後衛は、恐らく主力後方5〜10kmで運用される1個増強中隊から成るであろう。

基本隊形

行進隊形の歩兵連隊
 

行進隊形の歩兵連隊

行進縦隊の機械化旅団
 

行進縦隊の機械化旅団

平均行進速度
 

行進行進速度(km/h)1日の行進距離(km)備考(h)
昼間夜間
徒歩4〜54〜5通常:30
強行:45
通常:7〜8
強行:10〜12
車両15〜2010〜15通常:150
強行:200

平均車両速度

道路の種類無損害の路面10%の路面損害10%以上の路面破壊
舗装40〜50 km/h20〜35 km/h10〜20 km/h
砂利/瓦礫40〜50 km/h20〜30 km/h10〜20 km/h
15〜25 km/h8〜15 km/h5〜10 km/h

部隊/車両間隔

車両間隔
中隊25〜50 m
大隊3〜5 km
同一経路上の連隊5〜10 km
師団主力及び師団段列15〜20 km

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最終更新日:2003/05/21

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